サタヌス・ルプス

「俺を褒めろ!認めて讃えろ!だからもっとだ!!」
サタヌス
Saturnus

一人称・「俺」
二人称・「あんた」(出自の関係から敬語が使えない)
性別・男
種族・人間
出身・不明(物心つく前に捨てられた為、現在の居住はアルルカンの路地)

年齢・18歳?(出生不明のため本人も曖昧)
属性・闇
ジョブ・狂戦士

趣味・ビー玉集め
好きなもの・ビー玉/がらくた/肉(とくに羊肉)/猫
嫌いなもの・宝石/ドレス/嘘吐き

歓楽街アルルカンの路地で暮らすストリートチルドレンにして勇者の一人、
正確な誕生日は不明だが拾われたのは寒い冬の季節だった為、冬生まれと思われる。
物心つく前から裏路地で暮らしており、年齢は本人もはっきりわからないそう。
人懐っこくてうるさくて無邪気で、そして勇者PTで一番闇を抱えている。
出自が出自なので精神年齢低い。あと価値観は独特で宝石やドレス等の
わかりやすくきらびやかなものには一切興味を示さず
決まって「燃えたらゴミだよ、ゴミ!」と情緒のかけらもない。
あと肉(とくに羊肉)が好き。

異端の勇者故に出生も暗く、凡そ20年前。
アルルカンを襲撃した魔王軍部隊が不特定多数の娼婦及び男娼に性的暴行を加え
半数は殺害、半数は望まぬ妊娠により身ごもった
子供を間引くという悲劇(通称:血のアルルカン事件)が発生、
運よく間引かれず生き延びた子供がサタヌスである。

その後アルルカンでストリートチルドレンとして暮らすことに。
両親の顔は知らず、孤児たちをまとめあげる義足の男(通称ボス)が父親代わり。
彼の母親は中東系の人種だったらしく黒系の髪や浅黒い肌等が遺伝している。

性格

純粋で人懐っこく、裏表がないように思えるがどこか歪んでいる。
自分の利益のためなら割と簡単に嘘をつくし、悪いことも躊躇わない。
自らの価値観こそ正しく、他人の価値観は
認めない傾向が強いのでよくトラブルを起こす。
根は仲間思いなのか悪人になりきれない
優しい部分もあり、それが余計にタチが悪い。
ただし自分以外どうでもいいというタイプではなく、
決して非情な人間ではない。

スラム暮らしゆえ愛に飢えており、承認欲求の塊である。
「褒めてほしい」「認めてほしい」という思いが非常に強く、
何かと人のために動こうとするが、それが原因で
トラブルを引き起こすこともしばしばある。
裏表のない純粋な子ではあるが、それゆえに残酷にもなり得るし
何よりも残酷なことを知らないし理解しきれていないところがある。
そのため時折見せる言動はどこか矛盾していて、どこか不気味でもある。
一言で言えば無邪気なサイコパス。少しでも環境が変われば
善良にも悪逆にもなる危うさを秘めている。

容姿

紺色の髪をオールバックにした青年。
前髪を数本垂らしてるのがチャームポイント、
路上暮らしなので日焼けしており、瞳は渦巻き模様になっている。
筋肉はかなりしっかりついており、場慣れしてることが窺える。
露出度は意外と高めで、ノースリーブタイプのへそ出しジャケットに茶色いマフラー、
腕にバンデージを巻き変色したジーパンを履いている。
年齢不詳、だが大人としては童顔でどことなく幼い印象があるので、
おそらく十代半ばから二十歳未満の間だろうか。
前髪を下ろすとかなりの童顔になるため水を被ったりするのは嫌い、
因みに髪のセットは自分でやっており、結構なこだわりがある様子

「はっはっは……もっと誉めろお前ら!」
戦闘能力

愛用武器は斧、入り組んだ路地でも俊敏に動き回る身軽さと
一撃で骨を砕くパワーを持ち合わせる。
おそらく勇者PTで一番戦闘能力が高いのは彼で、
敵味方関係なく嬉々として戦いに挑み、
強敵との戦いを心の底から楽しんでいる。
「勇者」という肩書に強い憧れを抱いているが
実際に勇者になったのはガイウスであり、内心強い劣等感を抱いている。
自分の方が強い、自分は勇者にふさわしいと言い張っており
現実を直視したくないが故かそのスタンスに固執している節がある。

半分悪魔だからか、歴代勇者でも極めて異端な「闇属性」の勇者である。
といっても彼自身が暗黒魔法を使えるわけではなく怒りや憎悪に反応し
ドス黒い触手のような闇が腕に絡みつき、異常なほどの怪力を発揮する、
その腕力たるや「すべての勇者の中で一番腕力が強い」とまで称されており
上位悪魔すら殴り殺してしまうほどである。

しかしこれには相応のデメリットもあり、精神が昂揚しすぎると
その闇はやがて彼自身を吞み込んでいき、理性を失わせてしまう。
作中で彼が最も狂暴に、狂気に陥りやすいのはこの為でもある。
余談だが彼が装備している斧も「闇」属性を帯びており、
それゆえに彼とは相性がよく手に馴染むらしい。

その凶暴性に反し「普通の生活がしたい」というささやかで何処か儚い夢を抱いている。
その願いは「普通の生活」を送れる環境が整って初めて叶うものではあるが、
彼の生い立ちと性格上それは限りなく不可能に近いだろう。

スラムに生まれ日常的に罪を犯してきた彼にとって「普通の暮らし」は最も遠く、
手に届かない場所にある。普通になりたいと言うが「普通」がわからないため
なりたいけどなり方がわからない、という苛立ちが彼の狂気の根底にある。
「普通」がわからない、故に「普通」に執着する。
その願いはある意味、最も勇者らしいと言えるだろう。

メルクリウスの言う事を時に大人しく耳を傾けたり、
しょぼくれたり噛みついたりする光景は
宛らカウンセラーと非行少年とのカウンセリングを見ているかのよう。
彼は誰よりも「普通」に憧れているが、そもそも「普通」がわからないので
何をすれば「普通」になれるのか分かっていないし、
何に怒りを覚えればいいのかすらわかっていない。
要するにおつむが悪い。スラム生まれの宿命で在り、どうしようもない事ではある。