ガイウス・アルドレッド

「俺はクズだ、だがそれは俺が悪いんじゃない。俺をそうさせた周りが悪いんだ」
ガイウス・アルドレッド
Gaius.Aldred

一人称・「俺」
二人称・「お前」「あんた」等のラフなもの(猫かぶり時は丁寧)
性別・男
種族・人間
出身・アルキード王国・ディノス村
ジョブ・勇者→剣聖

年齢・20歳
属性・地
趣味・魔物での金稼ぎ(カツアゲともいう)
好きなもの・履き古しの靴、宝箱、よく切れる剣、しょうもない嘘
嫌いなもの・金にならない仕事/心酔されること

アルキード王国の勇者様。魔王の首を刎ねた勇者その人であり
世にも珍しい虹色の瞳を持っていることから「虹瞳(こうどう)の勇者」とも呼ばれている。
魔王を倒した後、人格にちょっと…というか大いに問題があるため国外追放されてしまう。
行くあてもなく彷徨う身となるが不思議なカリスマ性は健在で、
彼の周りには彼と同じく、何かしらのグループから追い出されたり
居場所を失った者が自然と集まる。
そのため周囲が思ってるほど不幸じゃない、たくましい男である。

性格は一言で表すと「クズ」であり、お世辞にも人格者とは言えない。
一方で相手の経歴種族を気にせず受け入れる度量の広さと、
自分を慕って付いてきてくれる仲間を無碍に扱わない心の広さも併せ持つ。
本人も「自分はクズ」と認めており、自覚がないクズよりはマシじゃないだろうか。

嘘つき(自覚あり)都合が悪い記憶を改ざんしたり、
都合の良い記憶を捏造したりと、己の発言に何一つ責任を取らない。
何処か憎めない魅力をもったクズ男である、ちなみに現在彼女はいない。

「悪魔から魂を護る」アルキード王国の風習に因み、ガイウスは偽名。
真名は「ルシウス・テルース・アルキード」

性格

クズである。
すぐバレる嘘をついたり、都合の悪い記憶を改ざんしたりする困ったクズである。
他人に対する態度は最悪であり、自分には甘い上に協調性皆無。
他人の功績は自分のものにするわ仲間の失敗は仲間に擦り付けるわとまさに外道。
そんな自分を自覚しているので勇者時代は大抵の場面で猫かぶりをしていた、
現在は勇者時代の猫かぶりの反動か、他人に対し
ぞんざいな態度を見せることが多い。
とはいえ心根は優しいため、なんだかんだで面倒見は良く頼りになる男。

意外にも仲間との仲は良い。というのも
「自分のようなクズについてきてくれる奴らだから、
邪険にしたら地獄の果てまで付いてきそう」
そんな打算的な考えもあるが、なんだかんだで仲間を大事にする男である。
ただし誤解してはいけないのは善人ではないこと、寧ろ悪人である。
彼に助けを求める場合は、可能であれば頭数を増やした方が良いだろう。
だが唯一?彼の悪辣な面が引っ込む弱点として、弟分のロディの存在があり
彼の前だけでは絶対嘘をつかない。いわば外付け良心回路。

懐に入ったものは愛情深い一方で、自分の元から離れようとするものは
殺そうとすることすらある冷酷な一面も持つ。
名の由来(大地母ガイア)通り底なしの包容力と理不尽なまでの束縛力を併せ持つ男。

容姿

燃えるような赤い髪にまさに勇者というべきマントにブーツ姿、
顔の真ん中に横切るような大きな傷を持つため強面。

意外と服装は地味で、燕尾色のトップスに
グレー系のズボン、羽織るマントも色落ちしてて白っぽく、
靴に至っては革製だったり、茶色の編み上げだったりする程度。
常時持ち歩いてるのは腰元に差した大剣のみで、あとは全て現地調達。
なのでコロコロ装備品が変わり、且つ殆どが安物である。
装飾品の類いは身につけず、武器防具以外は旅の必需品のみ。

けっこう長身。アルキード王国の住民は平均身長が帝国領の人々より高い為、
本編に出てくる人より頭一つは大きい、低く見積もっても180以上はある。
結構イケメンなのだが「災いを呼ぶ目」と疎まれてきた経験から
自分の容姿に全く興味がなく、美形である自覚がない。バルトロメオ曰く宝の持ち腐れ。
左目元のホクロ(いわゆる泣きボクロ)がチャームポイント。

唯一無二の特徴として、世にも珍しい虹色の瞳を持つ
字面を見ると綺麗だがインパクト抜群。
あまりにも特徴的なため彼の容姿を指す時は「虹瞳」と呼ばれることの方が多い。
常に複数の色が混ざり合うその色は何色とも形容がつかぬもので、
感情によって色の幅が「揺れる」ことで瞳の色が変わる。
「赤」「青」「緑」「紫」と、まるで万華鏡のように色が変わる。
(感情によって色の幅が変動するため、常に同じ色ではない)
虹色の瞳は「災いを呼ぶ」と忌み嫌われている。
だがその特徴が逆に彼のカリスマ性を高め、彼を勇者たらしめた要因でもある

「魔物よりよっぽどおっかねぇモンだよ」
戦闘能力

勇者だけあって非常に強い、というかとにかく伸びしろと吸収力が半端でなく
本人がその気になればあらゆるジョブに転職可能という器用さを持つ。
本人が真面目に取り組めばあらゆる戦闘法が出来る器用さん。
最も主体とするスタイルはナイフと剣を両手に構える双剣流。
特に片手の剣で敵の攻撃を受け流し隙を作りだす戦法が得意である。
他にも槍を使ったり斧を投げたり弓を射ったりと
大体の武器を使いこなす、この辺はさすが勇者というとこ。
本職には一歩及ばないくらいなので器用貧乏ともいう。

ただしここでいう器用貧乏とは、適当に聞きかじったものでなく
何れも上級職と遜色ないほどの技術を持っていることを指しているので
「上級職スキルの殆どを使用することができる」と考えたほうが正しいだろう。
因みに、魔王を討った時のスタイルは聖剣に合わせ大剣型だった模様。

だが戦闘能力以上に彼の強みはその不思議なカリスマ性にあり、
彼の周囲には同じく何かしらから「追放された」人々が自然と集まってくる。
その数は1人や2人ではなく、時には20人以上にまで膨れ上がることもしばしば。
共に歩む者は人間だろうが魔族だろうが分け隔てなく絆を紡ぐ。
ちなみに本人はそんな意図は一切ない模様。
「なんか知らないうちに集まってくる」とのこと。

バックストーリー

何気に謎多き男であり、ロディや彼の両親フォード夫妻と血縁はない。
ロディが生まれて間もない頃。いつもはすぐ寝付くロディがいつまでたっても泣き止まないので
彼をあやすため外に出たところ、大雨の中ガイウス少年が1人立ちすくんでいたとか…。
なお拾われた当時の彼は魔眼を隠す為いわゆるメカクレ状態だった模様。

何処から来たのか、何故フォード夫妻の家にいるのか、
その本当の家族は誰なのか、 全てが謎に包まれている。
本人も「フォード夫妻に拾われる前の記憶がない」と言ってるので、愉快なものではなさそうだ。

フォード婦人に対する第一声は泣き止まないロディに対し「俺に貸して」だそうで
恐る恐る貸したところ、泣き止んでしまったらしい。
そしてロディをあやした後そのまま雨の中去ろうとした
少年を夫妻が慌てて引き留め、 そのまま家に住まわせた。
その日から彼の兄分として共に生活するうちに、
いつしか血縁の有無を感じさせないほど強い絆で結ばれることになったそうな。

特徴的過ぎる瞳の色だが、実はこれは先祖返りで
彼は権力闘争で敗北し流罪されたアルキード王族の末裔である。
彼のご先祖様は人間に在りながら魔物と心を交わし、 絶大な支持を得ることとなった。
しかしその圧倒的な支持ゆえに王族からは疎まれてしまい、
権力闘争に敗れたことで アルキード王国を追放された彼はこの辺境の地に流れ着いたらしい。
ディノスという辺境に追われながら王族と同じ「アルキード」の名を名乗り続けたのは、
少なくとも追放された時点ではまだ王族のつもりがあったからなのだろう。

そのためガイウスと今のアルキード王族は遠い親戚関係にある。
もし彼が勇者として王国に帰還していたら、今の王族は分家となっていただろう。
王族が彼を追放したのも、半分は性格に難があることと凱旋中に
PTを瓦解させた前代未聞の事態もあるが、もう半分は
「ガイウスの血筋を調べ上げられ、現王族と血縁関係であると知られるのを嫌ったから」
というのが大きい。

魔族への敵愾心

ガイウスは「魔王軍に最も恐れられる存在」でもあり
魔王軍残党は彼を「最優先で殺すべき存在」と認識している。
兎に角彼は四人の勇者の中で最も魔族に恨まれる存在である。
というのも、彼は魔王を討伐する旅の最中で「魔物の大量虐殺」を行い
多くの魔族を死に追いやったからである。
この行為により魔族は彼を最大の敵と認識した。

そんな訳なので、彼の性格が多少改善されようとも
彼が「勇者」である限り、魔族から狙われ続ける運命にあるだろう。
だが本人は魔族に強い恨みがあるからとかではなく
「だってお前ら人間殺すじゃん」と極めてシンプルな思考で動いている。
ある意味魔族より余程恐ろしい男である。

魔族は人をだます事しか考えていない、と言い切る理由は少年時代のトラウマにあり。
彼の義母アルドレッド婦人が隣町へ買い物に行き、彼は留守番していた。
そのさい義母があきらかに予定より早く帰宅し「ママよ、開けて」と言ってきたのだが
ドアから覗く手は明らかに人間じゃなく魔物のものだった。
彼は「母の声を真似る魔物」に、村人が神父を呼んでくるまで
「開けて」「嫌だ」という押し問答をし続けた。
結局、魔物は神父によって退治され事なきを得たのだが……
この出来事が彼の「魔族=嘘つき」という認識を決定づけた。
彼が魔族を嫌う理由は少年時代のトラウマが根底にあり、
魔族の嘘を「見抜ける目」があるからこそ魔族に恨みを持つようになったのだ。
だがその性格も、旅の中で仲間を得ていくうちに徐々に軟化していった。
しかし魔王討伐の旅で多くの仲間を失ったことで、また元の性格に戻ってしまう。
とはいえ彼の本質は変わっていないので、いずれは生来の優しさを取り戻すだろう。