マルス-獄炎将軍

「私は歴史に名を刻みたいのだ。50年も100年先も。私の名を語り継いでほしい」
マルス・フローガ Mars.Floga

一人称・「私/俺(激昂すると出てくる)」
二人称・「お前」
年齢・不明
属性 炎
趣味・歴史研究
好きなもの・火酒/竹林/瞑想/歴史書/名声及び悪名が広まること/ガイウス
嫌いなもの・瞑想の邪魔/湿気/自分の存在を忘却されること

五魔将最年長、赤い肌に角を持つ鬼人風の男魔族。獄炎将軍の異名を持つ。
「炎の将軍」という恐ろしい肩書に似合わず、その言動は温厚で
何かとアクの強い魔王軍六将最年長として君臨する。

六将でもっとも温厚だが、怒らせると一番怖いのもこのマルス。
「この人を怒らせたら終わる」というのが暗黙の了解。

容姿

鋭い眼光を放つ赤い瞳、 燃えるように赤い髪を持つ。
法衣にゆったりしたズボン、肩には赤い羽衣を纏い
その姿は悪魔というより修行僧か仙人に近い。
鬼族の例に漏れず長身かつ雄々しい体つきで、低く見積もっても190以上。
背の低い人間にとっては見上げねばならないほど威圧感がある。

顔つきは意外にも凛々しいというより、どこか穏やかさを感じさせる。
右目元には切り裂かれたような古傷が、左目元にはガイウスと丁度逆位置に泣き黒子がある。
また、この傷はマルスがガイウスに負けた証であり
「自分はまだ未熟である」と戒める意味でも残している。

性格

悪魔らしからぬ、温厚で理知的な男。
感情表現が乏しく口数も少ないが内に抱える熱血な部分は隠しきれておらず、
いざという時にはその力を遺憾なく発揮する。
種族で見くびらず称賛を送ることすらあるなど傲岸不遜さは薄いが、
そのぶん根底にある倫理観の破綻や破壊行為への躊躇のなさといった
人間とまったく異なる思考回路が顕著、寛大だが決して善良ではない。

お兄さん的存在で大人びた姿を見せるが
意外と抜けたとこがあり、怪力ゆえに不器用で物をよく壊す。
あと人の顔を覚えない、というより興味が無い。
また魔族には珍しく運命論を信じているようで、
「人はいつか死ぬ。運命は抗うのでなく受け入れるべき」と考え、
物事を悲観的に捉えがちな一面もある。
とはいえ割とアクの強い五魔将の中では比較的付き合いやすい方。

魔族によくみられる欲望に忠実な言動が抑え目で
冷静なためよく「魔族っぽくない男」と言われるが
「歴史に名を刻みたい」「多くの者たちにその名を残したい」という願望がある。
歴史に名を残せさえすれば、名声でも悪声でも構わないという
「勇者」が持つ負の面を強く持った男。

戦闘能力

五魔将の一人だけにひとり戦局を
変えてしまうほど強い、獄炎将軍という肩書どおり
炎魔法の名手である。加えて独自の呼吸法によって肉体強化を施しており、
生半可な物理攻撃ではダメージを通すことすら難しい。
搦め手に弱い反面、単純な火力に関しては五魔将最強。
また鬼族の為すさまじい怪力を持っており、 岩程度なら砕くことも容易い。
彼を倒すためにはとにかく間合いを詰めて戦う必要があるだろう。

パワータイプだけに鈍重…なんて、抜け道はなく
下駄を履いているにもかかわらず物ともしない身のこなしを見せる。
しかし一方で、技の引き出しは少なく「力」がそのまま能力になっている節があり、
搦め手も持たないため 正攻法しか使えないタイプとも言える。
また炎属性故水属性とは相性が悪く、ネプトゥヌスとは反りが合わない。
歴史に名を刻むという願望を持っているためか、
あらゆる手を尽くして名を上げようとしており、 五魔将の中で一番の謀略家。
戦闘力に優れ、知略を張り巡らすこともできるが、反面どうしても臨機応変さに欠けるため
基本スペックが高いパワーファイターと言ったところ。

「焼け死ぬのと殴り殺されるのはどちらがいい?」
炎の結界

彼が炎の悪魔たる所以を感じさせる、真っ暗な空に
中華風の街並みが広がる火災現場を作り出した固有結界。
かつて魔王軍に入隊する前の彼が引き起こした「シェンタオ大火災」を忠実に再現したもの。

この事件によってマルスの名は広まることになった。
しかし彼自身の強欲が招いた結果か、そのやり方は必ずしも
正義とは言い難いところがある。

固有結界内に放たれた炎は全て本物で、長時間浴びれば
呼吸困難や一酸化炭素中毒、 最悪の場合は焼死してしまう。
しかし彼はそのリスクも厭わない。
それほどまでに彼は自分の名が世に轟くことを望んでいるのである。

特徴

シェンタオの七割もが焼失したという大火災を
極めて忠実に再現してあり、そのため街には七割の熱が充満している。
街一つが高熱を発する光景はまさに地獄絵図と呼ぶに相応しいもので、
火に耐性のある種族でも長時間居座れば命に関わる。