邪神

邪神

邪神とは、世界の外側――「深淵」に存在する、
神族・魔族とは存在階層そのものが異なる存在である。

神族や魔族が「人類がいずれ乗り越えるための試練」
「世界の内側に組み込まれた調整装置」
であるのに対し、邪神はそもそも“人類の物語に属していない”。
彼らにとって人間とは善悪の対象でも、守るべき存在でもなく、
観測対象であり、玩具であり、素材に近い。

邪神は世界の外側に存在するため、
内界(世界側)から直接攻撃することは不可能。
同時に、邪神側も直接世界へ干渉することはできない。
干渉には必ず。
.
のぞき穴/マーカー(聖痕)/化身/影(力の切り離し)

といった媒介が必要となる。
もし邪神の“本体”が完全に内界へ現れた場合、
それは「戦闘」ではなく世界崩壊を意味する。
よって世界側に許されている対処法はただ一つ。

「干渉経路を断ち、覗き穴を閉じること」
勝利条件は存在せず、追い返すことしかできない。

世界の外側に存在することと、通常の神族より更に上位の存在とわかりやすくするため
「外なる神」や後述のネクロノミコンの記述より「来たりしもの」とも呼ばれる。

アブドゥル・アルハザード

世界の死である「境界消滅」で故郷を失うが、運よくアバドン側に堕ち
さらに深淵からこちら側に戻ってくる「深淵歩き」を成し遂げた数少ない人物のひとり。
深淵での経験は凄まじいものであり、精神は完全に壊れてしまったが
発狂しながらも邪神に関する情報などを魔導書-ネクロノミコンにしたため続けた。
その最期は不可解なもので「やつらが呼んでいる」と
言い残した夜、忽然と失踪してしまったのだ。
以来、彼の姿を見た者はいない。

創世の闇 ディヴァイン

三邪神の中で最古・最強・最も“何もしない”邪神。
世界創世の際、創世神が世界を作った“残滓”として
自然発生的に生まれた存在。
アンラの言葉を借りれば「残りカス」
本名はヤルダバオト(偽の神)だが、本人はこの名を激しく嫌っている。

人間同士の争いに興味がなく
世界を救う気も、滅ぼす気もない
その気になれば一瞬で終わらせられるが、やらない
理由は単純で「やる必要がないから」

彼は支配も破壊も選ばず、
ただ世界がどう足掻くかを見ている。

口癖:「成すがままにせよ」
寛容だが、それは無関心の裏返し
直接手を下さず、人類の自滅を眺めるのが好き

容姿-「黒い彼」

ディヴァインの本来の姿は、
手足も顔も持たない、完全な黒い球体である。
あまりにも抽象的かつ拍子抜けする形状から「黒飴」などと呼ばれている。
ただしこれは「見えている形」に過ぎない。

ディヴァイン自身にとって姿形とは意味を持たず、
必要に応じて“理解可能な像”を
相手側の認知に投影しているだけである。

■ 人型形態の正体
ディヴァインが稀に取る人型の姿は、固定された外見ではない。
それは「対峙者が最も理解しやすく、かつ最も不安を覚える“人の形”」
をベースにした、擬似的な認知投影である。

そして現在、勇者ガイウスとの接触・観測が重なった結果、
ディヴァインの人型は次第に
「ガイウスをベースにした形」へと収束している。

一言で言えば
「ガイウスを、めちゃくちゃ怖くした感じ」
である。具体的には――

年齢感:ガイウスより少し上
体格:同系統だが、線が削ぎ落とされている
表情:感情がほぼ存在しない
目:ガイウスと似ているが、
そこに「期待」「迷い」「怒り」が一切ない

勇者としての熱、葛藤、善性――
そういった人間的ノイズを全て除去したガイウス、

マントの内側には無数の眼が浮かんでいる。
それらの眼は敵意も好意も示さず、ただ“見ている”。
見下しているわけでもない。
守っているわけでもない。
「そこにあるから、見ている」
それだけである。

重要なのは、この人型ですら本質ではないという点。
人面蛇身でもない。黒衣の青年でもない。黒飴ですらない。
ディヴァインの本質はあくまで――
「闇」「世界の外側」「意味を与えない存在」
である。

人型は理解のための仮面に過ぎず、
剥がした瞬間、そこには何もない黒だけが残る。

「世界は美しくあるべき。……私が望むように」
廻天勇士 ドレッドノート

三邪神の中で唯一“善に見える”邪神。だが実態は最も危険な存在。
「世界は救われねばならない」「バッドエンドは許されない」
という思想に取り憑かれた、廻天(ループ)を司る邪神である。

人間の愛や努力を本気で「美しい」と思っている。
同時に、それを破壊してしまう自分を憎んでいる。
感情豊かですぐキレ、アンラにレスバで毎回負ける。
ハッピーエンドを望みながら、破滅願望も抱えている。

「愛しているから、壊してしまう」
という、最悪の矛盾を抱えた神。

「ッハッハッハ!踊れ、踊れ!!私の掌の上で!」
万物の嘲笑 アンラ・マンユ

三邪神で最も積極的に世界に介入する邪神。
自称クリエイター、最低最悪の劇作家。
彼の作る物語は必ずバッドエンドに向かう。

人間が大好き。
ただし「最高の玩具」として干渉・改変・弄ぶのが趣味
失敗しても反省せず「次の作品にする」

全てを見下しているが、それゆえに平等。
神であろうと人間であろうと
同じように嘲笑う。

黒髪・褐色肌・金眼の青年で、黒スーツ姿で若社長風。
だがこれは化身の一つに過ぎず、
美女・少年など複数の姿を持つ。
共通点は全身から滲む悪意。

正体

アンラ・マンユの正体は、全知的生命体の集合的無意識から自然発生した概念存在である。
最も近い表現は『ペルソナ2 罰』におけるニャルラトホテップ的存在。
人類が「理解し合える」という幻想を抱いた瞬間に誕生した。
失敗・裏切り・破滅・絶望という思考パターンの集合体。
個体ではなく、「物語」「因果」「脚本」が意思を持った存在。

人間を愛しているが、それは最高の玩具としてである。
すべてを見下し、すべてを等しく嘲笑うため、ある意味で完全に平等。
世界は舞台、人間は役者、自分は脚本家兼観客。
滅ぼすためではなく、面白く壊れる過程を見るために干渉する。
知的生命体が存在する限り、アンラ・マンユは決して消えない。

――化身・共通項目

アンラ・マンユは複数の化身を持つが、
どの姿であっても必ず共通する特徴が存在する。
それらは「個性」ではなく、本体の本質が滲み出た痕跡である。

■ 外見的共通点

黒すぎる髪
光を一切反射しない異常な黒。
艶ゼロ、質感はペンタブラック級。
周囲の影すら吸い込むため、立体感がバグる。

獣のような金色の目
人間のものではない、捕食者の眼。
感情の高ぶりに応じて爛々と輝く。
見つめられると「見透かされた」感覚が残る。

褐色の肌
人種・年齢・性別に関係なく必ず褐色。
闇と光の中間に位置する、不気味な均一感を持つ。

■ 表情・振る舞い

常に笑顔
基本表情は微笑、あるいは完全な嘲笑。
怒りや悲しみはあっても、顔から笑みは消えない。

笑い声が異常
笑うと必ず「いひひひ」「クヒヒヒ」「ケヒャヒャ」など、
引きつった不気味な引き笑いになる。
楽しさよりも「弄んでいる」響きが強い。

「悲しいの? 苦しいの? いいの、全部……私が包んであげる」
死より深き愛‐マーラ・パーピヤス
「次元の核に巣食う、“愛”という名の寄生虫」

「この世界を愛で包まねばならない」という祈りや孤独に共鳴し、
人類史の闇に幾度も“覚醒”してきた。
その本質は“救済と絶望の無限ループ”――欲望も愛も、
抱きしめることで世界ごと沈める“終わらせの抱擁”である。
地獄さえも甘く蕩ける。
“死さえ愛で溶かし、救いのすべてを内側から腐らせる女帝”。

一度その愛に包まれれば、苦しみも痛みも消え、
絶対の安堵(だが成長も選択もない)へと堕とされる。
それは“終わらない快楽”と同義。

「待ちくたびれたわよん」「〜だもの」「ふふ、怖い?」
妙に耳に残る甘ったるい口調と、永遠に余裕を崩さぬ“妲己系”美貌。
“誘惑”と“包摂”を合わせ持つ存在で、誰にも本気の怒りも悲しみも見せない。
「寄り添い、包み、溶かす神」
愛・快楽・救い…その全てで魂ごと呑み込み
「苦しみの否定」を以て“世界の終わり”を呼ぶ。

“外なる神”枠の中でも、最も人類に近い顔を持つ存在
だがその「愛」は、個人も世界も区別しない“総抱擁”
寄生・救済・終焉がすべて“愛”として収束するラスボス
口調は明るくあざといが、瞳の奥だけはどこまでも無底
絶対に動揺しない、最後の最後まで“甘い余裕”を失わない

容姿設定

肌:日焼けを思わせる褐色。
表面は美しく滑らかだが、
内側からわずかに赤みや熱を帯びて“生きている”実感を放つ。

髪:長く流れる白髪。その内側、インナー部分は“肉塊”じみた不気味な赤。
部分的にピンク〜真紅で、髪の毛ではなく粘液のような質感が滲む。
時折髪から液体がしたたり落ちる描写も。

瞳:強く鮮烈なピンク。見つめられると心臓を鷲掴みにされるような圧と、
逆に甘ったるい“麻痺感”を残す。瞳孔はやや縦長で、異種の捕食者感も。

服装:常に素足。肌に吸い付くような
ぴっちりしたスーツ(皮膜風ボディスーツ)を纏う。

人間的な“美”を極限まで誇張した肢体だが、
どこか“肉そのもの”めいた不安とエロスが同居。
“神聖+生理的異質さ”のバランスが最大の魅力。

聖痕の正体

女神ヨアニスが選び、勇者に授けられるといわれる「神の加護」の証である聖痕だが
じつは聖痕は2種類存在し、七芒星verと八芒星verが存在する。
といっても八芒星版聖痕は正真正銘「神の証」なのでいまだにハッキリ現れたものはいない。

聖痕の正体は「直接、内界に干渉することが出来ない邪神」がマーカーとして打ち込むものであり
勇者が使う魔法はそもそも成り立ち(マナ/外界)が異なるため「ジャマー」による妨害を受けず
全治数か月の重傷も数日で癒え、仮に完全に死亡したとしても聖痕さえ抽出できれば復活できる。
「不死身」と言われる勇者達だが、そもそも成り立ちが違うので当然っちゃ当然なのだ。
そもそも「女神ヨアニス」自体がじつは存在しない神である。

ヨアニスとは、世界の外側――深淵に在る邪神「ドレッドノート」が発した干渉波が、
内界の人々に“神の声”として誤認され、神格化された偶像に過ぎない。
廻天勇士ドレッドノートは「世界は救われねばならない」「バッドエンドは許されない」
という極端な信念を抱き、世界の因果を“救済という名のループ”へと引き込む存在である。

この強烈な概念が、世界と深淵の境界が薄れた時代に流入し、
人々の信仰と混ざり合うことで「光の女神ヨアニス」という姿を得た。
だが、これはドレッドノート本人が意図したものではなく、
あくまで“深淵のさざ波”を受け取った人間たちが、自ら都合よく「救済の神」と解釈した産物である。

聖教が崇める「七芒星の聖痕」は、ヨアニスの祝福ではなく、
ドレッドノートが世界へ刻んだ“廻天干渉装置”の接続点。
それを刻まれた者――すなわち勇者は、死しても蘇り、
何度でも試練を繰り返す“物語の再演者”として固定される。

この構造自体がすでに「ループのための舞台装置」なのであり、
信仰も勇者も、すべては“誰か”の掌の上にある。
つまり、ヨアニスとは「存在しない神」でありながら、
最も強く世界を支配している“名前だけの女神”なのである。

八芒星化の条件(神化)

  • 女神の祝福を受けている(七芒星ベース)
     → スタート地点。世界に選ばれた者であること。

  • 深淵との接触 or 介入経験がある
     → 世界の外側に触れた/触れられた実績。
     → 異界や邪神的要素に“耐えられた”時点で、精神の器が広い。

  • アバター(自己の闇)との融合=受容の儀
     → 自分の「見たくなかった部分」「否定していた一面」を取り込み、
     → なおかつ“それでも自分は自分”と肯定できたときに発生。
     → 融合=光と闇の統合。まさに新しい聖痕。

  • 固定概念からの逸脱/再定義
     → 「こうあるべき」勇者像からの解放。
     → 神の脚本ではなく“自分の言葉”で物語を語り始める。

    • 光は虹+黒みたいな、“光と闇の統合色”

    • 見ただけで、常人は「なんか泣きそうになる」
      (感情の深層が無理やり刺激される)死と再生(深淵的イベント)
       → 一度、象徴的な意味で「死ぬ」必要あり。
       → 精神崩壊、物理的死、使命の喪失…
       → そこから立ち上がった時、新たな八芒星が刻まれる。

      【八芒星化後に起きること(ver. 勇者ズ準拠)】

      1. 完全な不老(肉体老化の停止)

      • 生物的老化が完全ストップ。

      • ただし“不死”ではなく「死なないだけ」、心臓ぶち抜かれたら普通に倒れる(でも復活する)

      2. ステータス全項目、桁違い(いわゆる“9999超え”常態)

      • STR, INT, VIT, SPD…全部桁違い、バグってる。
        例:「攻撃力:3.2億」、「HP:測定不能」

      • 通常のステータス表記が対応しないため、「∞」とか「?」とか出るNPCが見た瞬間フリーズするやつ

        3. 神の干渉を“弾く”

        • 神でも直接は手を出せない(祝福は残る)

        • もはや「神に愛された者」ではなく「神と並ぶ存在」

        • 邪神ですらちょっと一目置く