勇者-ヴィヌス・ル・カンシェル

ヴィヌス・ル・カンシェル
Venus Rc-en-ciel
基本情報
一人称・私
二人称・あなた(ややキツめ)
性別・女性
年齢・20代半ば
属性・雷 / 幻

デリンクォーラ帝国・アルルカン出身。
人間でありながら、母方にダークエルフの血を引くクォーターエルフ。
銀系の髪に褐色肌という特徴を持ち、時折魔族と間違われる。

だが生まれはさらに北方「蒼氷領オーゼ」
雪と氷に覆われた極寒の地で育った。
煌びやかな仮面の下には孤独と、それでも立ち上がる気高さを併せ持つ。

外見

鋭い目元と派手な化粧、妖艶な雰囲気を持つ。
黒を基調に金刺繍をあしらった衣装や、
ガーターベルトなどを取り入れたスタイルも相まって、
初見では“勇者”と認識されることはほぼない。

むしろ「悪の女幹部」や「敵側の幹部」と誤解されることが多い。
説明なしで「勇者です」と言っても信じてもらえないこともしばしば。
本人はこの誤解に対して特に気にしていない、
それどころかプラスと捉えている節すらある。

性格

一言で言うと女王気質。
裏表のない直球な性格で、面倒見が良く後輩に慕われる
自分に厳しく、努力を惜しまない
高飛車に見えるが、実際は誰よりも努力しているタイプ。

自分の美貌に絶対の自信を持つがそれは驕りではなく
努力によって裏打ちされた自信。
外見の褒め言葉は素直に受け取るが、内面の評価にはやや懐疑的。
ちょっと面倒くさい。

アルルカンシアター所属の女優として確かな演技力を持つが。
高飛車な態度と団長に嫌われている影響で端役止まり。
それでも「いつか見返してやる」と努力を続けている。
舞台では“悪い女”役のスペシャリスト。
ファンからは「悪い女をやらせたら最強」と評価されている。

戦闘能力

雷属性魔法+剣技のハイブリッド。
戦いにも美を求めるため、会心率重視スタイルに到達。
戦場でも“舞台”のように戦う。
雪国育ちのため、寒冷環境への耐性や雪中での視界判断に優れている。
そのため勇者PTの中でも雪中戦最強。

「大看板」になること。
アルルカンシアターにおいて「大看板」とは特別な称号である。
通常、劇の宣伝は作品単位で行われるが、例外がある。
“この役者が出る”というだけで観客が集まる者。

その超一流の役者のみが、単体で劇場前に巨大な宣伝看板を掲げられる。
それがアルルカンの頂「大看板」。
歴史も戦争も恋愛も、この世のあらゆる物語を舞台化する文化国家。
その世界において大看板は爵位より重い。
貴族の肩書きよりも、王の勲章よりも、
観客の熱狂を支配できる存在の方が価値を持つ。

彼女の夢は「有名になること」ではない。
作品名より先に名が語られる“大看板”になること。
美貌の証明、努力の証明、孤独だった過去への回答である。

物語の中で一番目立つのではなく、物語そのものを背負う存在。
この夢があるからこそ、彼女は「舞台映えする戦い」をやめない。
だって戦場もまた、観客のいる舞台だから。
雷が落ちた瞬間、それは一種のカーテンコール。