深淵用語辞典 - 1/2

◆深淵語辞典
「公式設定」と「住民のノリ」と「異常現象」が
全部ごちゃ混ぜで進化するワードブック。
深淵の空気を吸ってれば自然と覚えるやつ。

■ 尊死
深淵では比喩じゃない。
白目むく・血吐く・魂が浮くみたいな物理的症状を伴う“褒め言葉”。
美しさ/かわいさ/主役力に負けたときの正しい反応。

■ アーカム払い
感情エネルギー(アーカム)で決済する制度。
財布不要、怒りでも喜びでも支払える。
貧困の概念が死滅した代わりに情緒は常に摩耗する。

■ 喝采
アバターヴィヌスの栄養源にして口癖。
「喝采=アバヴィ」で完全に固有名詞化してる。
称賛/嫉妬/注目など光属性の感情パックの総称。

■ 泥(創世の泥)
深淵そのもの。
宇宙スープ。すべての因子が混ざる創世媒体。
未完成勇者は触れた瞬間邪神化、
八芒星持ちは“泳げる”。

■ おわ↑ってんな↓
アバサタの口癖。
諦観+ツッコミ+状況評価の万能語。
サタヌス本人にも感染した。

■ 子供のような怪異
大家さんのアバガイ呼び。
“破壊力MAXな幼児”という的確すぎる分類。
危険とかわいさが同居する深淵式愛称。

■ アーカム日和
空が緑になる終末みたいな現象。
実際はアポカリプス教のイベント日で街が盛り上がる吉兆。

■ 眷属
邪神の子。
作るのはアンラ様だけ。
ケルベロストリオやエル・ロラが該当。
ディヴァ様は“闇そのもので子の概念が無い”、
ドレ様は“世界ループなので育てられない”。

■ 深淵語
アノマリーの母語。
人間には文字化けに見えるが、
実際は“認識が耐えられないだけ”。
長期滞在者は理解→使用まで可能。

■ パン闘
南エリア名物。
パンと闘う。
理由は聞くな、行けば分かる。
パンは自立型魔生物。

■ ガイウス(単位)
重量単位。
1ガイ=100kg(本人の体重)。
大家さんの買い物量測定によく使われる。

■ アバター化/影喰い
勇者の“負の核”を深淵泥が取り込み、
別人格として具現化した状態。
アバター四天王は全員これ。

■ アバドン民的“かわいい”
普通のかわいいとは違う判定。
「触手が控えめでかわいい」「目が四つなのにバランス良くてかわいい」など。
住民の審美眼のほうが狂ってるのに、なぜか彼らがマウントを取る。
例:「えっそれ怖い系?あ〜〜逆にかわいいじゃん。」

■ 第三の選択肢
住民がよく使う言い回し。
AかBかの議論で突然
「第三の選択肢:全部飲み込んで深淵になろ?」と言い出すノリ。
まともに聞いてはいけない。

■ フェアリーリング(深淵版)
キノコが環状に生える自然現象。
精霊の輪や妖精の通り道と言われる、古典的ファンタジー由来の名前。

深淵でも、ほぼ同じ……と言いたいところだが、
アバドン産のキノコは“界層(レイヤー)が多すぎる”せいで、
リング状に生えるとマジで上位存在の回線が開くと噂されている。

■ 黒飴(くろあめ)
“いつものディヴァイン様”のこと。
「神のお姿を描きましょう♡」という美術館イベントや学校課題で、
“描きやすすぎる”という圧倒的メリットのため、
圧倒的得票数でディヴァイン様が推されがち。

■ まなうら様(眼裏様)
ディヴァインの“人型モード”の俗称。
ミステリアスな美形で、マントの裏が全面
“眼球地獄”という和ホラー風のギャップからこの呼び名が定着。

■ ドレ様
正式名称“廻天勇士ドレッドノート”の略と愛称。
勇者ズ・六将・坊ちゃん組の全員からこう呼ばれ、当人は照れながらも嬉しいらしい。

■ ラビマ(RABBIT MART)
ラビットマートの略。ファミマ的ノリ。
「ラビ魔」と聞こえるのがアバドン語感に合うため逆に人気。

■ ロリラ様
アンラ・マンユの“幼女化モード”の呼称。
姿は完全に幼女だが中身はいつものアンラ様なので、
「〜したまえよ」「ダエーワ諸君、私だよ」など喋り方とのギャップで死人が出る。

■ ハスド(ハスタードーナツ)
ハスタードーナツの略称。
「ハスド集合(※無事集合できるとは限らない)」という公式コピーが既に存在。
ウラサタプルトの巣窟化しており、派生語に “ハ巣ド” がある。

■ ハイボルテージ

本来:高電圧。
深淵:ユピテル私服。

ユピテルの私服姿の俗称。
ブレザー・半ズボン・雷マーク帽子という絶妙に
“どの層狙いか分からない”ファッションから。
ダサい・かわいい・強いの三位一体。
ダサいのかカワイイのかカッコいいのか分からない。
だが本人に迷いがないため、結果的に“正解”。

存在感とは自信の圧力である。

■ 神探偵(しんたんてい)

メルクリウスの私服姿の俗称。
青スーツ+ハンチング帽+知性で“ベイカーストリート案件”と化す。
本職は神官なのに私服が探偵。推理もガチ。
住民が勝手につけたが、本人は否定しない。

■ 狂飆探偵(きょうひょうたんてい)

メルクリが人生初運転で中央エリアに伝説級カーチェイスを残した結果ついた異名。
Drift(中央エリア電脳インフォカフェ)の掲示板で定着。
神探偵(静)→狂飆探偵(動)の二形態として扱われる。

■ ブレードランナー

本来:名作SF映画の代名詞。雨とネオンと存在論。
深淵:中央エリアの愛称。

永遠に降る雨、ネオン、摩天楼、監視カメラ、
合法と違法が溶け合うスラム都市。
広報のキャッチコピーは
「レプリカントはいませんが、アノマリーはたくさんいます」

正直すぎる。