◆ イズモ様(出雲霧域の縁結び神)
世界最強レベルの“縁を結ぶ”権能を持つ。
一度結ばれた縁は、死別以外では絶対に切れない。
心変わり・裏切り・離縁など、あらゆる断絶を無効化。
復縁祈願や恋愛成就が強いのではなく、縁固定が本質。
他の縁切り系神域(安井金比羅宮)すら手出し不可。
結ばれた縁ほど呪いにも祝福にもなる“両刃の刃”。
本人の意思と関係なく縁が続くため、自由度は低い。
神域は霧と沼で構成され、境界があいまいな異界。
祈願内容はほとんど“霧に飲まれる”、叶うのは縁だけ。
絶対性ゆえに、神々の中でも他を圧倒する存在。
◆ 厄八さん(大宮八幡宮の厄落とし神)
「厄落とし」だけに特化した一点突破型の神。
参拝者の不運・詰みフラグ・澱を静かに剥がす。
願い事やご利益祈願は本当に通らない。
初詣でも晴れやかな顔が一人もいないのが特徴。
絵馬は短文か単語だけ、切実すぎて書き込めないため。
参拝後に“肩だけ軽くなる”という微細な効果が出る。
不幸を消すのではなく、持ち越させないのが役割。
神主や巫女には離婚・離職経験者が多いという噂。
白紙化ほど強烈ではないが、日常に戻る導線を作る神。
しらかみ様の“後処理”として事実上の指定ルート。
◆ しらかみ様(安井金比羅宮の縁切り神)
京が死の都となったことで、権能が極限まで研ぎ澄まされた。
縁切りではなく縁の白紙化(存在消去)が本質。
しつこい元恋人・粘着・ストーカーなどを跡形もなく消す。
周囲の人間の記憶や記録まで整理されるレベル。
祈った本人も「何を切ったか」忘れることがある。
救済ではなく因果の整理処理。冷徹で完成された機能。
境内は覚悟のない者を拒み、鳥居前で心が折れる人も。
強力すぎるため、参拝後は精神が空洞化する。
よく言われる「ほな、厄八さん行きなはれ」は定番ケア。
それでもイズモ様の“縁固定”には勝てない。
◆ 芸夢大明神(秋葉原・電子遊戯の神)
「なぜファミコンは神にならない?」と殴り込んできた新顔。
ご神体は赤白ファミコンと伝説ソフト。見た目は完全にネタ。
権能は“再起(コンティニュー)”の付与。
失敗・罪・破滅を経験しても“もう一度やれる自分”を許す神。
魔王評議会を破壊しかけたオロバスを“再起”させた実績あり。
許しではなく、挑戦権の再付与という硬派な機能。
神なのに威圧感がなく、プレイヤーとして扱われる感覚。
参拝は“Aボタンを押す”が正式作法。
年に一度の“ノーミス神事”は命を削るレベルで過酷。
世界に対し「ゲームオーバーは存在しない」と宣言する神。